『マンゴー姫』二十歳の旅立ち
選果城という名の舞踏会場には、各地のMango城から、選りすぐりの姫や王子達が集まっています。
マンゴー姫
「美しいマンゴーに見とれてしまうわね。でも、美しさでいえば私が一番な気がする。」
執事
「それは間違いありません。姫は、糖度15度以上、色つやも抜群です。ここにいる姫や王子達よりも甘く、美味しく、美しいのです。みなさん、羨望のまなざしで姫をご覧になられていますよ。」
姫は、光の選果ステージへと向かいます。
SAITO国王
「糖度大きさ美しさどれを取っても合格!
マンゴー姫に今年初の太陽のタマゴの称号を与える!」
マンゴーたち
「おめでとう!」
「羨ましい!」
「私も太陽のタマゴになりたい……」
マンゴー姫
「まあ、うれしいわ。ありがとう。」
マンゴー姫
「Mango城から初めて出てきてこの西都という場所にどんなものがあるのか興味津々なの。美味しくいただいてくださる方のところに行くまでちょっと時間があるし、せっかくだからいろいろな場所を見てみたいのだけど大丈夫かしら?」
執事
「どこまでもお供します!」
JA西都では、生産者の皆さんが持ち込んだマンゴーを、大きさ(重さ)・色・形ごとに1個1個検査し、決められた基準ごとに選別し荷造りしています。(基準に満たないものは受入れしません) 全ての基準を満たした完熟マンゴーの中でも、特に「糖度15以上」「重量350g以上」「赤みのある外観」のものは“太陽のタマゴ”のネーミングで出荷します。“太陽のタマゴ”は、完熟マンゴーの中でも厳選されたマンゴーなのです。
第1部 マンゴー姫 ―選果城へ―
第2部 マンゴー姫 ー初めて見る西都の景色ー
第3部 マンゴー姫 ー西都原を満喫ー