プロローグ~神秘の里でゆず坊誕生
ここは、西都市の山間、銀鏡にある柚子畑……。
銀鏡の柚子畑で愛情いっぱい、手塩にかけて育てられた柚子たち……。
その柚子畑に異変が!!
ゆず坊
「じゃじゃーん! いつも大切に育ててくれてありがとう」
かぐらの里さん
「うわ! 柚子がしゃべったし、足と手があるし。何だこれ?」
ゆず坊
「絶対そうは見えないと思うけど、僕は柚子の精霊さ。昔の風情が色濃く残る神秘的なこの銀鏡地区だったらこんな奇跡、今あってもおかしくないと思うよ。僕のことは「ゆず坊」って呼んでね。」
かぐらの里さん
「龍房山にもいまだに大蛇伝説が残っていたりするからな。確かに、ありえないこともない……。それにしても無駄にイケメンだな。精霊なんですね。なんでこんなになったの?」
ゆず坊
「僕らを愛情いっぱい育ててくれたからお礼がしたいんだ。僕たちが育ったこの銀鏡の環境もみんなに知ってほしいし、こんなに美味しく育った柚子を食べてもらいたいし、喜んでもらいたいからちょっくら宣伝に行ってくるよ。」
かぐらの里さん
「ありがとう! 助かるよ~。今収穫期で猫の手も借りたいくらい忙しいんだ。役立つんだね、ゆず坊。」
ゆず坊
「任せといてよ。いってきまーす!」
農業生産法人 株式会社かぐらの里
宮崎県内有数の柚子の産地としても名を馳せる銀鏡地区。この地で本格的な柚子の栽培をはじめた「かぐらの里」では、生産・加工・販売を一貫して行いながら、全国、世界へと銀鏡の文化を常に発信し続けています。
寒暖差があり、ゆず栽培に適した地で、農薬に頼らずに、ゆずと対話しながら栽培している「銀鏡のゆず」の特徴は、良質な柚子の形とされる扁平な形。香りが高く美味いと評判です。
住所/西都市銀鏡490
電話/0983-46-2121
銀鏡エリアをてくてくと歩き出した柚子の精霊ゆず坊
これからゆず坊の旅がはじまります。
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故郷の銀鏡を歩くゆず坊。銀鏡神社から山里へ向かいます
ゆず坊は西都で柚子を必要とする人々と出会います。
すっかり夜になった西都市街。賑わう繁華街でゆずビール、地鶏炭火…