宮崎に元気な声をお届けしている「JOY FM」さんと宮崎の皆さまに様々な情報を発信する「まいぷれ宮崎」のコラボ企画「パーソナリティの素顔を覗いてみよう！」
第9回となる今回は、毎週月曜～木曜、14:00-15:45放送「グッドタイム」（火曜担当）と17:15-19:55「Radio Paradise 耳が恋した！」（月曜担当）のパーソナリティ『コレナガカオリ』さんにお話を伺いました＼(^o^)／

――　コレナガさんが好きな宮崎弁を教えてください！
宮崎の「てげてげ」なところですね。宮崎独特のゆったりとした時間感覚を表して「日向時間」とよく言いますが、せかせかと急ぎ過ぎない「てげてげ」な感じが好きです。
私の母が都城市出身なんですが、元々あまり方言を使わない親だったんですよ。そういう環境で育ったので私自身も日常的に方言を使ってませんね。
――　昔から方言を使わなかったんですか？
そうですね。もちろん、イントネーションとか都城の独特の訛りはあるんですよ。今はこうして標準語で喋っていますが都城に帰ればちゃんと訛っています。笑
――　コレナガさんの訛り、聞いてみたいです。笑

―― コレナガさんのお休みの日の一番好きな過ごし方を教えてください！
一番好きな時間は、子どもと一緒に過ごしている時間です。子どもが2人いて、上の娘は中学3年、下の娘は5歳で、仕事が忙しくてもできるだけ週1回は丸一日一緒に過ごす時間を作っています。
――　インスタグラムでもよくお子様との様子を拝見します
私がラーメン好きなので、子どもと一緒に行けるラーメン店を日々探しています。子連れOKなラーメン屋さんだと助りますよね。すごく細かいことですけど、テーブルごとにティッシュが置いてあると「ここのラーメン屋さん優しい…」って思いますし、子どもがいたら「取り皿をお持ちいたしましょうか？」ってこちらから伝えなくても声をかけてくれるお店だと、このお店は子連れでも迷惑じゃないって安心します。
――　私たちもお店の取材の際は注意して情報を集めておきますね。
ラーメン屋さんに限らず子連れOKなご飯屋さんは探してます。
――　まいぷれでも子連れランチ特集やっているんですよ！
そうそう！　検索すると上位にまいぷれさんの子連れランチ記事が上がってくるので、チェックしてます。
――　子連れも未就学児だったりするとお店を探すハードルが上がったりしますし。
未就学児の子連れランチは日々探しているので、座敷ありとかお子様メニューありとか、そういう子連れ目線の情報が事前にあると助かります。あと、子連れラーメン屋さん特集もやってほしいです。
――　実現できるよう頭にいれておきます！　お休みの日、家で過ごされる時はどんなことをしていますか？
家では、子どもと一緒にアニメを見ていますね。
アニメも激しい描写のものは見せられないので、先に自分で見て、これだったら見せられるかなって感じで子どもと共有しています。
私がアニメ・漫画が好きなので、着々と子ども達にもアニメ好きのDNAが受け継がれていって上の娘とも趣味が合うんです。下の娘もまだ5歳なのにアニメや漫画にすごく詳しくなっていて、キャラクター名前だったり、アニメの主題歌も歌えます。

――　コレナガさんが一番好きな○○はなんですか？
さっきの質問で回答をフライングしちゃいましたね。笑　アニメが一番好きです。
ありがたいことに、グッドタイムの番組内で自分コーナーとしても好きなアニメについて紹介しているので、常にいろいろな作品を観ています。「どの作品が一番好き」って聞かれるとほんとに決められないんですが、強いて言えば週刊少年ジャンプで連載している【僕のヒーローアカデミア（ヒロアカ）】が好きです。
ヒロアカは、簡単に説明すると無個性だった主人公がヒーローを目指して成長していく物語で、アニメは第6期100話に突入している大作なので、簡単におすすめができないですけど、観て絶対に後悔しない作品だと思います。今だと、毎週泣いちゃうくらい熱い展開なんです！
――私の周りにもヒロアカにハマっている友人います！　好きな作品のグッズはよく買われるんですか？
コンビニとのコラボは常にチェックしていて、一番くじが出ると引いています。
好きな推しのキャラクターのグッズは当てたいけど、願い過ぎていると当たらない気がして…。できるだけ邪念を無くして引く方が当たったりするので、全然欲のない下の娘に引かせています。

――　確かにそんなことありますね。その他、ハマっているものとかありますか？
ハマっているのは、海外のオーディション番組ですね。気分が落ち込んでしまった時に特に観ています。海外の方って良いものには喝采を送るし、ダメなものには駄目としっかりと意思表示をしますよね。そういう素直な反応をみて感動しては、落ち込んだ気持ちをリセットするんです。
――　私もその番組はよく観ます。普段の姿とパフォーマンスとのギャップに元気をもらいますよね
そうなんですよ。緊張して冴えない小さな子がオペラを歌い出すと皆が「わ―――！！」ってダイヤの原石を見つけたみたいな驚きの反応するんですよ。そういうシーンで一緒に泣きます。
日本の方もオーディションを受けていて、今年だと、ジャニーズのグループがオーディション番組きっかけで世界でデビューしたり。日本人も海外で評価されて、それで素直に勇気をもらっています。

――　コレナガさんにとって苦手な言葉はありますか？
グッドタイムで火曜のパーソナリティを担当して２年目。それまでは、耳恋でシローさんと二人の会話で進行していたんですが、一人しゃべりの難しさに「もっとこうすればよかった」と悩みます。
――　一人だと全然違いますか？
全部を一人で担当するので全然違います。生放送中にいろいろ考えて番組を組み立てながら、ただただ話をすればいい訳でもないですし。もっともっと自分の引き出しを増やさないといけないと日々感じています。
もともとはマイナス思考で、学生時代には悩み過ぎて胃潰瘍になったりして。苦笑
その当時と比べると今はマシな方なんですけど。根が気にしいな性格なので、失敗で落ち込みすぎて後で自分の放送を振り返って聴けなかったりします。
でも、ずっと同じような内容だとリスナーさんも飽きてしまうだろうから、毎週放送後にはシローさんやディレクターさんに今日の感想を聞いて反省点を改善して、アップデートしようと日々頑張っています。
でも、一番は楽しむこと！　どんなに落ち込んでいても、番組がいざ始まれば楽しいんです。大好きなこのラジオ業界で番組をやらせていただいていることがとてもありがたいことなので、ずっと続けていくためにもいろいろなことに挑戦していきたいと思います。
こんなことをあまり表に出していないのでなんか恥ずかしい。笑
――　いえいえ、熱い想いを語っていただきありがとうございます！！

―― コレナガさんにとって忘れられない失敗はありますか？
いろいろありますね。私、先ほどもお伝えしたとおりとっても心配性なので、ゲストさんが来る時も事前にゲストさんの情報を念入りに調べるんです。念入りに調べすぎてゲストさんから話を引き出すのではなく、自分がゲストさんの情報を喋りすぎてしまったことが一番忘れられない失敗ですね。ラジオは言葉で伝えるメディアなのに、ゲストさんが話すべき情報を私が喋ってしまって。相手がお話が苦手なタイプで話せないとかなら仕方ないんですけど、それはむちゃくちゃ反省しました。
――　毎回生放送だと緊張感もありますし、分かっていてもいつもと違う感じになってしまいそうです
そうなんですよ～。私の苦手なところのひとつで会話の間が怖いんです。だから沢山喋ってしまうんですよね。間を開けずに喋ると緩急がなくてリスナーさんに伝わらない可能性もあるので、自分の中でちゃんと「喋り過ぎないように」と言い聞かせて生放送に臨んでいます。「アレ？　コレナガずっと喋っている」と感じたら、緊張しているんだなと思っていてください。笑

――　リスナーさんから寄せられたメッセージで忘れられないものってありますか？
リスナーさんからのメッセージで宮崎県立都城工業高等学校の宮崎唯一のビッグバンド「TOKO　BIG　BAND」の話題になったときに、「私の出身校ですね！」って答えたんです。
それまで、母校の話って自分からする機会もなくて隠しているわけでも無かったのに、都城工業高校のインテリア科で作業着を着て、木工したり、塗装している姿が意外だったみたいで、シローさんがビックリして、リスナーさんも一緒にざわざわざわ……ってなったんです。
それをきっかけに私が卒業生だという情報を知ってくださって、2022年の「都工の缶詰」というイベントの司会をさせていただくことになったのが今年一番の忘れられないメッセージでしたね。意識せずに発した一言で話が広がって、結果いろんなものに繋がって素晴らしいご縁だなと感じました。
――ラジオならではの素敵な話ですね！
世間一般のイメージからすると工業高校って男性が多いイメージなんで驚かれたんでしょうね。
イベントに関わることで、卒業後の母校の魅力にも気づけたし、今、さまざまな場所で活躍する卒業生のことも知ることができました。リスナーさんのおかげです。ありがとうございました！！

全国的にみても普段からラジオを聴く人口が多いといわれている宮崎が好きです。
自分自身も仕事帰りにふと耳にしたラジオがめちゃくちゃ面白くてラジオが好きになって、大人になっていつかラジオの仕事がしたいなと夢を持ち続けて、こうしてパーソナリティになって仕事ができているので、もっともっとラジオの魅力を伝えていきたいと思っています。
コロナ禍の在宅勤務でラジオを聞きながら仕事をする方も増えて、radikoアプリもダウンロード率も上がってきているんです。今、ラジオというメディアが見直されている状況なので、今までラジオを聞いたことがない方がラジオに触れる機会がもっと増えたら嬉しいです。
先日のイオンモール宮崎17周年を「耳が恋した」が一緒にお祝いする公開イベントでは、沢山のリスナーさんが来てくださって、その光景をみたときにラジオって愛されているんだなと泣きそうになりました。県外からもイベントに駆け付けてくださったり。こんな素敵なラジオの輪がもっともっと広がっていくといいですね。

コレナガさん、ラジオ愛溢れる楽しいお話ありがとうございました！