プロローグ ーMango城にてー
ここは、西都市のMango城。
この可憐な花からマンゴー姫が誕生しました。
Mango城の中では、日々マンゴー姫が快適に過ごせるように至れり尽くせり。
側近
「美味しくなーれ、美味しくなーれ」
西都の太陽をたくさん浴びて、マンゴー姫は毎日毎日あまーい生活をしています。
マンゴー姫
「最近、なんだか体が重たくなって幹から落ちてしまいそうなの。食べすぎかしら?」
側近
「姫、それは完熟している証拠です。姫もそろそろこのMango城から旅立ちの日が近づいているのです。」
マンゴー姫
「お兄様もお姉様も、皆完熟して旅立っていったものね。
居心地よくてMango城から出たくないけど、これがマンゴー一族の宿命。おいしく、美しく育ったし、みんなにこの姿見てもらいたいわ。」
ぽとり……。
側近
「とうとう姫が落果したぞーーーーー!! 早速、姫を舞踏会場『選果城』へお連れする準備をするのだ! 嫁入り前の大切なお身体に傷をつけないように、執事頼んだぞ。」
執事
「かしこまりました!」
マンゴー姫も完熟し、居心地のよかったこのMango城からとうとう旅立つ日です。
完熟したマンゴー姫が向かうのは?
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